会報9号 ページ2


■事業予告・講演会

 人工呼吸器使用者の自立に向けて

―カナダの地域医療システムの日本導入に向けて―

  講 師:ウォルト・ローレンス氏
  日 時:6月2日(土)午後1時〜4時
  会 場:弘済会館4F(千代田区麹町)(JR四谷駅より徒歩5分)

  講師のウォルトさんは、C3の頚損ですが長期の離脱訓練により睡眠時のみ呼吸器を使用しています。彼はカナダ、ブリティッシュ・コロンビア州の自立生活運動のリーダーであり、またリハビリテーションセンターの高位頚髄損傷者病棟の常勤カウンセラーでもあります。

  世界でもっとも先進的とされる医療と福祉の連携による呼吸器使用者の自立は、ブリティッシュ・コロンビア州脊髄損傷者協会(BCPA)の30年以上にわたる活動によってはじめて実現したものです。

  ウォルトさんには「人工呼吸器使用者が地域で暮らすために」と題して、ご自身の生活、そして同州での当事者の活動についてお話していただきます。

* 参加希望者は事務局まで葉書かEメールでお知らせ下さい

* JR四谷駅・都営南北線四谷駅ともバリアフリーです。
   (駐車場は殆どなし)

呼吸器メーリング・リストを開設

基金ではこのたび呼吸器メーリング・リストを開設しました。
Eメールアドレス:kokyuki-request@mx.normanet.ne.jp

  せきずい損傷等で呼吸器を利用している人および医師・看護婦・PT・OT・家族・介護者、医療福祉の政策担当者等の情報交換のためにつくられた場です。

登録希望者は、事務局まで参加希望のメールをお送り下さい。
事務局:JSCF_P@mta.biglobe.ne.jp




■投稿

 ある人工呼吸器利用者の母からの手紙

  本人は入院生活7年に入り、これからどう生活していくか転機に差し掛かっております。一番の問題は、家族だけでは体力の限界があり、介護しきれないにもかかわらず、退院した後の、人工呼吸器をつけていても入れるような施設が全然ないことです。ショートステイ・デイサービス・リハビリ・障害者の交流など、たとえ在宅であっても可能になることが必要だと思います。

  在宅の場合、夜間介護の問題があります。介護者が夜間全く睡眠を取れない状況では、共倒れしてしまうことは確実です。特に夜間に公的援助が入ることは絶対必要条件です。

  日本も豊かになり、元気なうちはそれなりに楽しく暮らせるようになりましたが、ひとたび障害をもったり病気をもったりすると、なかなか楽しくは暮らせません。胸の痛くなる想いです。最後がよくないと「あぁ・・・いい人生だったなぁ」と思うのは難しいと思います。誰もが在宅で暮らせるときが来たら、本当の意味での豊かな人生を送ることができると思います。



◆反響……

『人工呼吸器使用者のサヴァイバルメール』

  昨年12月に刊行したこの冊子が、読売新聞、朝日新聞に紹介され、さまざまな反響を呼んでいます。

  あるリハビリセンターを訪問した際には、C2で人工呼吸器使用の青年にパソコンで読んでもらうために、ソーシャルワーカーの方が打ち込んだというお話をうかがいました。(基金の刊行物はすべて電子化され、メールやフロッピーで無料で提供しています)

  これまでに500件以上の送付依頼があり急遽増刷しました。いかにこの種の情報が求められているかを改めて知らされました。




■事業予告・講演会および学術交流集会

 脊髄損傷者のセクシュアリティ

 講師 S.デュカーム博士
 (ボストン大学医学部障害と性トレーニングセンター)

  わが国では、性機能障害に対して様々な医学的アプローチがなされてきました。しかし、精神医学的・心理学的アプローチの面ではほとんど手付かずの領域としてあります。

  このため基金では、米国で長年「障害と性」誌の編集長を務め、精神科医でもあるデュカーム博士を招き、米国における脊髄損傷者へのセクシャルセラピーの実践内容について、当事者家族、医療関係者、泌尿器科医との交流事業を実施します。

(ファイザー・ヘルスリサーチ振興財団助成事業)

<著作> Stanley Ducharm, Ph.D, MD:

Sexuality after spinal cord injury;answer to your questions. Human P. H. Books, 1996

Beyond the management of sexual problems. (In) Staff development and clinical intervention in brain injury rehabilitation.Aspen, 1993.pp.211-228



【東京会場】……………………………………

  日 時:7月21日(土)午後1時〜5時

  会 場:弘済会館4F(千代田区麹町)

  博士の講演会、関係者によるワークショップを開催します。また個人相談会の開催を検討中です。(詳細は次号でお知らせします)


【福岡会場】……………………………………    

  福岡では、労働福祉事業団・総合せき損センター泌尿器科の岩坪暎二先生(九州大学教授)の主宰する「神経泌尿器科脊損セミナー」での講演および討論(医師対象、通訳なし)、翌日に当事者との懇談会を予定しています。

  日 時:7月28日(土)午後1時〜(研究交流集会)

       7月29日(日)午後1時〜(当事者交流・相談会を予定)

  会 場:両日とも、労働福祉事業団・総合せき損センター(飯塚市)




■予告・社会参加事業

アクアラインで房総の海へ
四季劇場でミュージカルを <参加者募集>

  大和證券福祉財団のボランティア助成を得て、本年夏に「在宅重度脊損者の社会参加事業」を行います。各回5名程度を無料で招待します。対象者は首都圏在住で、障害が重度な方を優先します。

 1.「アクアラインで房総の海へ行こう」 9月上旬(1泊2日)

  国民年金保養センター「そとぼう」への宿泊を予定。都内からハンディキャブで移動します。身障ルームは1室で他は一般室となります。

 2.「四季劇場でライオンキングを観よう」 8月下旬
   (マチネーまたは夜間)

  浜松町のJR東日本アートセンター・四季劇場(車椅子スペースまたはS席)で、ロングランのミュージカル「ライオンキング」を観劇します。必要な方はキャブでの送迎を行います。

   * ご希望の方は事務局までお知らせ下さい。




■クレジットカード /セブンイレブンから募金ができます!!

ぼきんや・ドット・コム http://www.bokinya.com 

  日本せきずい基金へのカンパが、インターネットで2001年2月からできるようになりました。これはNGOの草分けである(財)オイスカの募金総合サイト「ぼきんや・ドット・コム」によるものです。

 <募金方法>インターネットで「ぼきんや・ドット・コム」にアクセスし、せきずい基金のメニューを開くと、基金の活動内容を紹介しています。協賛される方は募金額等を入力して下さい。

 <募金額>1口1,000円から、何口でも可能です。 <決済方法>

【カードで支払う場合】
JCB/NICOS/DC/UC/Million/Diners カードが利用できます。

【セブンイレブンの場合(全店)】
募金の支払い票を印刷し、店頭でお支払い下さい。(プリントできない場合、画面上の伝票番号をメモし、レジで告げても可能です)




 インターネット・オークションで43万円の売上げ

  ヤフーの1月上旬のオークションに日本せきずい基金も出品、43万円の売上げがありました。今回は以下の方々のご協力を頂きました。

・西武ライオンズ投手 西崎選手(グラブと色紙)
・横浜Fマリノス 松田選手(ユニフォーム)
・横浜Fマリノス 中村選手(Tシャツ)
・横浜Fマリノス 三浦選手(ユニフォーム)
・俳優 山本太郎さん(バッグ、色紙、著書)

  今後も開催したいと思いますので、出品にご協力いただける方がありましたら事務局までお知らせ下さい。




NEXT ページ3  全6ページ


各ページに移動します。

1 2 3 4 5 6