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| 第1部:脳科学から運動機能再建へ ――新しいアプローチ |
米国では1990年代を「脳の10年」として、人間の潜在能力を最大化するための学際的な脳研究が展開された。日本では「脳の世紀」のプロジェクトが実行され、基礎研究のめざましい発展が見られた。とりわけ、非侵襲的に脳信号から必要な情報を抽出する「デコーディング」(復号化)技術は、日本が世界をリードするものとなっている。
こうしてわが国の脳科学は、身体の失われた機能の一部を再建する可能性をも見出そうとしている。その一端は、昨年11月に放映されたNHKスペシャル「サイボーグ技術が人類を変える」として紹介された。
脳の電気的信号を読み取ることで端末を操作するブレインマシン・インタフェースや、脳の構造を模倣してその神経回路網を電気的光学的に構成するニューロ・コンピュータ技術、ヒューマノイドロボットなど、脳科学は医療工学や福祉工学と融合した新たな領域を切り開きつつある。第一部では、「脳を活かす研究会」のご協力の下に、わが国の脳科学の到達点とその応用可能性を、第一線の研究者が報告する。
司会:東嶋 和子(フリー・ジャーナリスト)<順不同>
* 川人 光男(国際電気通信基礎技術研究所“ATR”脳情報研究所長)
「ブレインマシンインタフェースと脳を活かす研究会 」* 伊佐 正(自然科学研究機構・生理学研究所教授)
「動物モデルを用いた脊髄損傷からの機能回復研究」* 宮井 一郎(森之宮病院院長代理)
「神経リハビリテーションで脳は変わる;fNIRS(近赤外線光による光イメージング)研究を中心に」* 横井 浩史(東京大学大学院工学系研究科助教授)
「個性適応型筋電義手利用後の一次体性感覚運動野の変化」
本年5月、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)とホンダ・リサーチ・インスティチュートが開発したブレイン・マシン・インターフェイス(BMI)の一例。
人の脳血流を使って脳機能を計測することで、ジャンケン動作をほぼリアルタイムにロボットハンドに再現させた。
第2部: 川嶋 あい ~癒しの歌声~ ライブコンサート
〔川嶋あい;プロフィール〕
福岡県出身。15歳の春、歌手への挑戦を誓い単身上京。「1000回やってもだめなら、あきらめよう」と路上ライブ開始。17歳、憧れの渋谷公会堂でライブを実現。19歳の春、ついに1000回目のライブ達成。
“1/f揺らぎ”*と評される天性の歌声と確かな楽曲づくりが、幅広いファンを集めている。
「Never give up」の精神で東京・四ッ谷駅前の路上からスタートし、2006年に全国ツアーまで実現したあいさんが、私たちに天使の歌声を披露してくれます。
* 1/fは自然の揺らぎの波形として知られ、脳波のα波にも観察される。人に安らぎや生命力を与えるとされる。
PianoSongs~路上集2~川嶋あいを知らなかった人にこそ聞いて欲しい・・・ 数々の方面で活躍するピアニストと川嶋あいが出会った、路上の楽曲が今新たに生まれ変わる。
〔参加申込〕 定員400名、入場無料
- 対象は、当事者・家族、医療・福祉関係者、一般当事者家族は、障害種別、車いすの有無を明記。
その他の方は、所属を記載して下さい。- 別紙申込書をFAXまたはメールにて応募下さい。
締切:2006年10月1日(日)、先着順- 開場12:00、開演13:00、終演17:40<途中入場不可>