「頸損」 誌


★ 書名 「頸損」 誌
      (三沢了 氏、今西 氏など編集、全国頸髄損傷者連絡会発行


★ 書評 (中島)


 (筆者紹介)

  三沢了氏は頸髄損傷、障害者運動家、著述家、一九四二年、東京生まれ、
「全国頸髄損傷者連絡会」創設メンバー、ケイソンたちの理論的指導者と言ってよ
い、八王子自立ホーム入所、「頸損」「障害連ニュース」誌などに論文多数、政府と
の交渉事には欠かせない存在。


(内容)

  ケイソンの自立に向けて、あらゆる情報を提供している。執行部からの問題提
起が主で、地方の会員からの寄稿は少ない。そこが今ひとつ親近感を抱けないと
ころか。総会の後には出席できなかった会員たちの、委任状に添えられたコメント
集などが意外に読んで楽しい。紀行文はときどき載るが、もっと随想や文芸作品
なども気楽に載せれば会員たちの興味をつなぐのではないかと思える。しかし執
行部にはどうもそういう考えは薄いようだ。三沢氏をはじめ政治色の強さを感じる。
それはそれで一つの見識だが、私などには取り付きにくい。




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