| ★書名 「訪問看護と介護」 3巻4号 別冊 *カナダのアイリーン氏の来日活動報告* (松井 和子 著、医学書院、1997年) ★書評 (中島) 上で述べたアイリーン氏を松井氏たちが招聘し、各地のケイソンたちの実態を つぶさに見てもらい、その場その場で貴重なアドバイスをしてもらっている。たとえ ば座っている患者の場合、ベンチレータの重さで接合部が引っぱられすぎている 時には、首からリボンでぶらさげて負担を軽くするなど、実に迅速で具体的なアド バイスに満ちている。アイリーン氏の指導は自信に満ちており、 患者たちは堰を切ったように次々と質問を浴びせかける。今まであまり相談でき る専門家がいなかったのだろう。 近年の交通事故ではセキソンよりもケイソンの発生率が高く、それも高位ケイソ ンが増える傾向にあるというから、ベンチレータに関する専門家はますます重要に なっ批評てくるだろう。それにしても同じケイソンでもベンチレータが必要なほど重 度でなくてよかった、と心のどこかで胸を撫でおろしている自分に気づいて、気が 重くなったりする。障害者同士でも密かに差別感を持つというどうしようもない事 実、なんとか克服したいものだ。 |
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