| 古田 |
お産の際に血圧が上がるなどの心配はありませんでしたか。 |
| 松田 |
血圧は180〜190mmHgに上がりました。そのせいで産後も1ヵ月健診に行ったときも子どもは大丈夫だったのですが、私のほうが血圧が高くてもう1回、2ヵ月健診ではありませんが行きました。でも血圧は下がっていませんでした。疲れもあるだろうということで様子を見ようということになっています。疲れと寝不足で血圧も高かったようです
子どもができたときに子宮筋腫も見つかったのですが、それは産道の邪魔にならないから大丈夫ということで普通に生まれました。 |
| 牛山 |
健常の人の陣痛と障害を受けた人の陣痛とは違うのだろうけれど、今まで子どもを産んだことがないから比較ができなくて、その違いがわからないですよね。 |
| 松田 |
私たちにしても健常の人でも、出産の陣痛をわからない人もいると思います。でもこれが陣痛だとかというのはその場になってみないとわからないし、ただ普通の感覚と多少障害されていることでの感覚の違いって、何かあるのかというあたりに興味があります。
私はできれば誘発剤を使わず予定どおりに産みたかったのです。本当の陣痛はどうなのか私も味わいたかったです。誘発剤でお腹が苦しくなるのは生理痛のような感じですね。お腹が張っていて、腰のほうが痛くて歩けない状態でした。 |
| 道木 |
月経痛のような痛みということでしょうか。 |
| 松田 |
はい。本当に「痛い、痛い」という陣痛ではなかった。ほかにも周りに陣痛の人がいたのですが、その人たちはかわいそうなくらい痛そうでした。私は痛い、痛いといいながらご飯も食べられていたけれど、中には泣いている人もいました。 |
| 道木 |
人によって様々ですね。 |
| 寺岡 |
陣痛と陣痛の合間にご飯を食べられる人は確かにいます。 |
| 浅野 |
健常の方でも一人ひとり全然違いますよね。 |
| 古田 |
ありがとうございました。浅野さんはいかがでしたか。 |
| 浅野 |
私は帝王切開でしたので、特に出産のときに大変だったというエピソードはありません。 |
| 古田 |
予定日になって帝王切開をされたのですか。 |
| 浅野 |
先生の都合で予定日より少し早くなったのです。出張で海外へ行くので、その間何かあったら困るからその前にということで。別に私はかまわなかったのですが、そのことに主人は怒っていました。 |
| 古田 |
腰椎麻酔ですか。 |
| 浅野 |
はい、はじめは腰椎麻酔で、途中、具合が悪くなったら全身麻酔に切り替えるという話はされていたのですが、結局、腰椎麻酔だけでした。 |
| 古田 |
手術のときに手術室で赤ちゃんをすぐに見ることができましたか。 |
| 浅野 |
はい。 |
| 古田 |
抱く事はできないですよね。 |
| 浅野 |
抱く事はできませんでした。そのまま遠くで「生まれた」というのを見て、すぐに連れて行かれたのです。もっとそばに連れてきてくれないのかなと思いました。何をしていたのかわかりませんが、産後の処置にはかなり時間がかかっていました。 |
| 古田 |
手術室に長くいたということですか。 |
| 浅野 |
ええ、何時間かかったのかな。お昼に手術室に入って、出てきたときには夕方になっていました。 |
| 古田 |
手術の後、車いすに乗られたのは何日目からでしたか。 |
| 浅野 |
次の日には車いすで「お乳をあげに行かなければいけないのよ」と言われました。私は熱が出ていたので、つらかったです。 |