| 5月10日(月)発売の週間読売の PIN SPOTと言う グラビアページに 「日本せきずい基金」誕生へ の記事が掲載されました。 |

週間読売 1999.5.13
Pin Spot 「日本せきずい基金」誕生へ
「スーパーマン」でなかったスーパーマン
串田さんは3年前に浅いプールに飛び込んで、藤木さんは17年前に交通事故で、大濱さんはラグビーで、「スーパーマン」の役者クリストファー・リーブは落馬で、それぞれ脊髄を損傷し、以来、車椅子生活である。
交通事故、スポーツ事故、転落、落下物と、脊髄損傷の要因はあなたの周りにごろごろしている。損傷者は活動的な青壮年層に多く、全国に約10万人いる。さらに毎年約5000人が病院のベッドで手足の動かない我が身に気付き、愕然とするのだ。
ところが、現代医学では脊髄損傷の治癒は難しい。しかも日本では、研究者も専門病院も非常に少ない。患者は重度障害者のための施設の片隅で、介護者に気を遣いながら、あるいは在宅のベッドで過ごすしかないのだ。
「このまま死んでなるものか!」と、重度の脊髄損傷患者たちが「日本せきずい基金」設立を目指して、3年前から準備を始めた。治癒への希望となる脊髄再成に挑む研究者の尻を叩き、閉じ篭り勝ちな脊損仲間を叱咤し、「明日は我が身ですよ」と健常者を啓発しようというのである。
300万円の資金準備もできたし、年間500万円の予算で医療の情報提供やイベントや講演などの活動も続けてきた。6月からは「設立準備会」の枠を外し、健常者も含め会員約2000人の「日本せきずい基金」(大濱眞理事長)を発足させる。
「あなたもスーパーマンではない」
「日本せきずい基金」発足に携わった7人のメンバー。
中央が理事長の大濱眞さん。
撮影: 川名 生十 文:平田伊都子
「日本せきずい基金」
〒 : 183-0033
住所: 東京都府中市分梅町5の27の1石井ハイツ102
TEL : 042-366-5133