| 第2回日本再生医療学会抄録No.2525(2003/3) |
2521 骨髄間質細胞のドーパミン作動性ニューロンヘの分化誘導と移植応用
○ 出澤真理1)、菅野洋3)、鈴木義久2)、井出千束1) 京都大学院医・生体構造医学1)、形成外科2)、横浜市大・医・脳外科3)
Notch細胞質ドメインを導入しbFGFなどの神経栄養因子を投与することによってヒトおよびラットの骨髄間質細胞から選択的にpost-mitotic neuron〔分裂後細胞〕が誘導されることを見いだした。この系はグリア細胞を含まない。これらの細胞にGDNFを投与すると約40%がTH陽性となり、ラットおよびヒトの細胞から誘導したものをパーキンソンモデルラットに移植したところ、apomorphine誘導の回転運動が顕著に改善し、移植線状体においてneurofilament〔神経フィラメント〕、TH、dopamine transporter陽性の神経細胞に分化した。骨髄間質細胞の神経疾患への応用が示唆される。