■ ICCPについて
International Campaign for Cures of Spinal Cord Injury Paralysis
<せき髄損傷治療法確立へ向けての国際キャンペーン>
ホームページより
ICCPとは?
ICCPは、せき髄損傷による麻痺の治療法研究に資金を提供するために活動している関係諸団体をまとめる『上部団体』であり、せき髄損傷の治療法発見を促進するという共通の課題を目指すメンバー団体の連合体である。
このホームページは、せき髄損傷に関する研究について理解を深め、貢献したいと願う個人、団体、行政当局に情報を提供するために作られたものである。
せき髄損傷治療法の開発への支援を希望する方は、各地域のICCP加入団体に、この募金活動への参加方法を問い合わせられたい。また探している情報が、このページで見つからない場合は、連絡されたい。
これから、このグループの背景、任務、そして活動の目的、関連団体のリンクを紹介しよう。ICCPのメンバーは、世界各国で主導的な役割を果たしている代表的なせき髄損傷研究募金団体であり、せき髄損傷、その現時点での研究の状況、そして治療法の発見を支援するには何ができるかについて、豊富な情報を集めている。
ICCPの情報と財源は、そのメンバー団体の努力と支援によって支えられている。
ICCPの使命
せき髄損傷麻痺に対する治療法の発見の促進
<その背景>
20年近くにわたって、世界各国の少数の募金団体が、せき髄損傷の治療法発見を促進するための活動を続けてきた、この活動が始まった頃は、せき髄損傷による麻痺やその他の障害は治療不能であり、一度損傷を受けたせき髄は修復できない、という見方が一般的であった 。
今日では、これらの団体が、この分野における多くの重要な発見をもたらした研究に資金援助を続け、科学者に新たな希望を与え、せき髄損傷に苦しむ人々の将来に明るい展望を開いて来たことが、高く評価されている。
今や問題なのは、効果的な治療法が発見できるかどうかではなく、いつ発見されるか、という点になっている。この状況をふまえて、せき髄損傷に関する研究を促進する諸団体は、合議の上、この分野の研究をさらに促進するために協力する方法として以下の各項を定めた。
<このグループの目的>
- 中枢神経系の再生と修復の分野に、最も優秀な科学者、研究者および臨床医、特に最近卒業する若い研究者を集め、せき髄研究に専念するよう奨励する。
- だれでもいつでもせき髄損傷になる可能性があること、これからの世代にとって、治療法の確立がいかに重要かを訴え、効果的な治療法の開発への一般的な支援を推進する。
- せき髄損傷者を生涯にわたって介護する経済的な負担を強調して、せき髄損傷研究への政府からの財政援助を促す。
- せき髄損傷と治療法確立への研究が全世界に共通の課題であるという意識を高め、寄付を募るための共同キャンペーンを検討する。
- 研究所、科学者、医療現場、その他関係組織間の連携と情報交換を促進する。
- 募金団体相互のコミュニケーションを促進し、情報や専門知識の共有や活用を促進する。
- せき髄損傷研究分野の国際的な戦略や課題の優先順位の確立を促進する。
- このキャンペーンの前進や成果を客観的に評価し、その成果を報告する。
当団体に加盟した団体は、ICCPメンバー団体と呼ばれる。
<設立メンバー>
Australasian Spinal Research Trust
Christopher Reeve Paralysis Foundation
Kent Waldrep National Paralysis Foundation
Miami Project to Cure Paralysis
Paralyzed Veterans of America
Rick Hansen Institute
<新メンバー>
French Institute for Spinal Cord Research(Institute pour la Recherche sur la Moelle Epiniere)
Spinal Research Fund of Australia, Inc.
<参加へのよびかけ>
ICCPと共通の目的をもち、加入に関心がある団体があれば、連絡されたい。
*このサイトでは以下の情報が提供されている。
資金援助を受けている研究補助金
一般情報 各国の状況
政府による神経外傷対策
主要な連絡先 リンク 会議/シンポジウム
声明文 研究情報 新進研究者奨励賞
ICCP加入団体による資金援助を受けている研究補助金
近年、ICCP加入団体のボランティア、支援者およびスタッフの多大の努力の結果、せきそん研究促進のための募金活動は非常に盛んになった。これは、せき髄損傷の治療法開発のための研究支援への関心を高め、資金を募るために、クリストファー・リーヴをはじめ、ケント・ワルドレップ、リック・ハンセン、スチュワート・イエスナー、マーク・ボニコンチらが続けてきた活動に負うところが大きい。
ICCP加入団体は、世界各国、主として合衆国、カナダ、英国、フランス、オーストラリアのせき髄損傷研究に資金援助を行っている。
2000年度には、ICCP加入団体から150を超える研究プロジェクトへの資金援助は、$25,000,000以上にのぼっている。これらのプロジェクトへの援助は、従来から行われているさまざまな募金活動の結果であり、またRick Hansen Institute の提唱によるカナダ神経外傷プログラム(約$6,000,000)も含まれている。
また、ICCP加入団体との直接的な関係はないが、麻痺の治療法開発のために多くの地域で続けられている募金活動や神経外傷研究推進運動による貢献も非常に重要な役割を果たしている。最近、ニューヨーク、ニュージャージー、およびカリフォルニアで発表された新しい神経外傷プログラムによって、さらにかなりの研究援助基金が集められるだろう。カナダでは、政府および地方自治体が神経外傷プログラムを通じて、研究補助に重要な役割を果たしている。
募金活動や神経外傷研究支援はこのように大きく前進しているものの、せき髄損傷者の介護に関連して年々支出されている数十億ドルと比べると、あきらかに治療法開発のためにあてられている研究費の額は微々たるものに過ぎない。この分野の研究が前進することは、せき髄損傷への理解を深め、機能回復の範囲の拡大につながる可能性が高まる.その結果は、全世界にとって人道的にも経済的にも有益となるだろう。
個々の研究プロジェクトの詳細については、ICCP研究補助金データベース
http://wb4.pva.org/cfcsearch.asp を参照されたい。
BACK