もくじ
ホームページ例
はがき例

活動報告を行う

■活動報告はなぜ必要か

社会に参加していく以上、活動内容を公開し、どんなことをして

いるのかを説明していくことが必要になります。市民活動団体は

ある「使命」をもって活動を行っており、その活動がいかに意味

のある活動であるかを伝え、社会からの共感を得ていくためにも、

活動をわかりやすくまとめていくことは必要なのです。

 

■活動に要した「資源」と「成果」を明らかに

活動報告は、市民活動団体の使命をいかなる資源や方法を使って、

達成したかを順序だてて紹介することが基本になります。まとめる

項目の主なものとしては、「目的」、「実施体制」、「活動内容」、

「活動の成果」、「課題と今後の活動」です。これは、「なぜ、い

つ、誰が、どこで、何を、どのように」といった、5W1Hの原則に

基づいて整理していきます。慣れないうちは報告書の形態で書くの

は難しいと思いますが、箇条書きでもいいので、原則に従って、書

き出してみてください。

 

■活動報告書に用いられる書類

基本項目として、たとえば、「○○年度の事業活動の概要」、

「組織活動」、「財源の構成」、「○○年度決算報告と○○年度予

算」をまとめていきます。はじめから、団体の決算報告書を作成す

るのが難しければ、財源と支出、来年度の予算を簡単に作ってみま

しょう。

 

◆コラム / 法人格を申請するには

「特定非営利活動促進法」の成立により、市民活動を行う団体が簡

単に法人になれるような仕組みが新しくできました。法人を設立し

ようとする時は、法人の設立の認証を所轄庁(その法人を管轄する役

所)に申請する必要があります。申請は、申請書に、定款、役員名簿、

社員のうち10人以上の者の名簿、設立趣旨書、設立者名簿、財産目

録、事業計画書、収支予算書等、法第10条第1項に列挙された書面を

添付して行う必要があります。

所轄庁は、事務所が所在する都道府県の知事がなりますが、例外的

に、2つ以上の都道府県の区域内に事務所を設置するものについては

経済企画庁長官がなります。

 
◆用語解説

「ディスクロージャー(情報開示)」

社会に対して、情報を公開すること。社会の一員として、ある団体

が活動していく場合には必須条件になります。日本では、市民活動

団体に限られたことではなく、ディスクロージャーは、法人、財団

とあらゆる団体でまだ遅れており、これからの課題となっています。

「アカウンタビリティー(説明責任)」

自分たちが行ったことを説明していく責任があるということ。具体

的には、事前に参加のきっかけを多くの人に与えられるように告知・

説明し、活動後には、その結果や成果を明らかにしていくことが求

められます。この活動は、市民活動団体が社会に働きかけて活動し

ている以上、必要な社会的責任です。

もくじ
ホームページ例
はがき例